これ知ってる?
ビットクラブが発行している仮想通貨である Clubcoin (クラブコイン) は、バーチャルステーキングという方法で 1 ヶ月に 1 回利子がもらえるようになります。その方法と実際に利子がもらえている状況をご紹介します。
バーチャルステーキングとは?
バーチャルステーキングは「バーチャル」と「ステーキング」とに別れる言葉ですが、まずステーキングという言葉の意味を理解する必要があります。
ステーキングは一刀両断でいうと、定期預金みたいなものです。もともとは「出資する」というような意味の言葉のようです。
定期預金に預けるとしばらくはそのお金を使うことができません。その代わり、ただの預金よりも良い利息がつくという特徴があります。
ステーキングも同様で、「しばらく使わないから預けておくよ」という風にまずは捉えておくと良いでしょう。
なぜ利息がもらえるのかというと、クラブコインが proof of stake (プルーフオブステーク) というアルゴリズムを採用しているからです。
アルゴリズムについて
全ての仮想通貨は合意形成アルゴリズム(以下アルゴリズム)というものを持っています。このアルゴリズムにより、マイニング報酬が誰にどのように与えられるかが決められています。
アルゴリズムには大きく2種類あり、ビットコインやイーサリアム等多くの仮想通貨は proof of work (プルーフオブワーク) というアルゴリズムを採用しています。これに対してクラブコインではプルーフオブステークを採用しています。
プルーフオブワークはよりパワフルなコンピュータを数多く用意してネットワークに接続する形で報酬を得る(演算により誰よりも早く暗号を解く必要がある)ことが特徴ですが、プルーフオブステークはその仮想通貨を持っているウォレットをネットワークに接続しておくだけで報酬が得られる仕組みになっています。
プルーフオブステークではより多くの仮想通貨を、より長い間ネットワークに接続した(塩漬け)状態にすればするほど報酬が多くなる仕組みになっています。
バーチャルオブステークのバーチャルとは何なのか?
自分でクラブコインのウォレットをパソコン等に設定してネットワークに接続しておけば、それはステーキングしていることになります。→ 参考ページ
そうではなくてビットクラブにクラブコインを預けておくと、それをビットクラブがビットクラブのウォレットに入れてステーキングしてくれます。このことをバーチャルステーキングと表現しているわけです。
ビットクラブが代わりにステーキングして得られた報酬を分配してくれる、これがバーチャルステーキングです。僕はこれを今年の 2 月 21 日からやっています。そして毎月一回ビットクラブがステーキングで得た報酬を僕に分配してくれていますが、確認するとすでに4回報酬が発生していました。こちらの画像 ↓ をご覧ください。
これはビットクラブにログインしたあと、クラブコインの口座のページにアクセスしたら表示されるクラブコインの取引記録です。
緑枠で囲っているのが、739 クラブコインをバーチャルステーキングに預けた記録です。2 月 21 日です。この日からバーチャルステーキングが始まりました。
赤枠で囲っているのが僕の口座に入ってきた報酬(利子)です。3 月から毎月発生しているのがわかります。
クラブコインが今後どれくらいの価値を持つのかは全くの未知数ですが、ドーン!と大きく値上がりしてくれると嬉しいなあ。