日本の取引所には制限が多い
ビットコインの始め方ー日本の取引所 では、コインチェックの口座開設をおすすめしました。今後はもっと取引所の数が増えるでしょうからその時はコインチェックよりもおすすめできるところが出てくるかもしれません。
はじめて使う暗号通貨の取引所としては見やすくて使いやすいという理由でコインチェックをおすすめしました。最初は何はともあれビットコイン、暗号通貨に慣れていくことが大切だからです。そういう意味でコインチェックは暗号通貨への登竜門としてとても良いと思ってます。
しかし、コインチェックに限った話ではありませんが、日本の取引所にはかなり機能的に制限があることも事実です。この制限のせいで暗号通貨のメリットが享受できないという側面があると考えています。
日本の取引所のデメリット
取り扱い暗号通貨の数が少ない
僕が愛用しているコインチェックは 13 種類、ビットフライヤーはたったの 5 種類です。こちらの記事に詳しく書いておきました。↓
海外の取引所だと 100 種類を超えるのも普通といった印象です。僕がよく使うビットトレックスは 250 オーバーです。
要は、日本の取引所だと割安状態にあるアルトコインを買うことができないわけです。
アルトコインのまま送金&受け取ることができない
これもデメリットとしては見逃せません。
コインチェックは 13 種類の暗号通貨を売買することはできますが、送金することができるのはビットコインに限定されています。暗号通貨を受け取るときもビットコインでしか受け取ることができません。
つまり、送金するときには必ずビットコインに両替しないといけないわけです。両替する=手数料を取られるということですからこれは利用者サイドからすると損な仕組みです。
これはひょっとしたら外貨預金と似てると考えても良いでしょう。僕は貯金に興味がないので最新情報に疎く今は違うのかもしれませんが、日本の銀行で外貨預金をした場合、そろそろ現金化したいなと思ったら必ず日本円に戻さないといけないです。
つまりドルやユーロのままで現金化することができないわけです。せっかく外貨で円よりも高い利子がついたとしても円に戻すときに手数料を取られリターンを小さくさせられる仕組みになっています。
暗号通貨も基軸通貨的なビットコインでしか送金させないことで手数料収入を手堅く取っていると考えることもできます。日本の法規制上そうせざるをえないのかもしれませんが。
海外の取引所と比べて手数料が高い
これもよく言われていることです。たとえばビットコインからイーサリアムに両替する時の手数料のことです。日本円からビットコインに両替する時の手数料も安くないと考えたほうがいいかもしれません。
手数料という名目で取られることはありませんが、ビットコインを買う時の値段と売る時の値段には差額が設けてあり、これが取引所に入る手数料になります。この差額が大きければ大きいほど取引所側の利益が大きくなります。
今は暗号通貨市場全体がバブル気味であり、また日本の取引所自体まだまだ競争が生ぬるい状況ですのでこれがすぐに変わっていくとは考えにくいですが、頭に入れておいてほしいと思います。
海外の取引所が必要な理由
以上のように日本の取引所には様々デメリットがあります。
このデメリットを回避するために海外の取引所を使うことはある意味当然、というよりも必然と言った方が良いでしょう。
ただし海外の取引所って危なそうな印象がありますよね?僕も最初はそうでした。しかし慣れてくると意外とそうでもない、そんなに心配するほどではないと感じられるようになりました。
問題はやっぱり実際に自分で使ってみて慣れることなんだろうと思っています。だからまずは日本の取引所に口座を作っていろいろ試しながらビットコイン・アルトコイン・暗号通貨に慣れていき、それから次のステップとして海外の取引所をおすすめさせていただいているわけです。この流れ(順序)が重要かと思ってます。
海外の取引所のおすすめは?
今現在だとビットトレックスです。
その理由は僕自身なんどもすでに使っていますが、一度もトラブルが発生したことはありません。僕の理解不足、勉強不足によりちょっとした失敗はありますが、取引所側に大きな問題があったという経験はありません。
ビットトレックスとは別にポロニエックスと HitBTC という海外の取引所の口座も持っていますが、ポロニエックスはハッカーに狙われていて危ないという情報を得たために使わなくなりました。だからオススメはできません。
HitBTC は口座を作っただけでまだ使ったことがないのでこちらもまだおすすめできる状態ではありません。
だから今だとビットトレックスがおすすめということになります。
ビットトレックスは日本語対応していない点が難点
ビットトレックスの問題点の1つは日本語対応していないことです。
海外の取引所ですからある意味当然とも言えますが、英語だと使いにくいという方も少なくないと思います。
ここは致し方ない面があります。ビットトレックス含め海外の取引所のデメリットとも言えるでしょう。
日本語に対応した海外の取引所が登場します
実はあと 1 週間くらいで日本語対応した海外の取引所がオープンするという情報が入っています。その時がきたら当ブログでも紹介をさせていただきます。
最初は取り扱うアルトコインの数がそれほど多くないかもしれませんが、いまある日本の取引所よりは比較にならないくらい増えていくと思います。
そして手数料も安いと聞いています。
日本語だけで割安なアルトコインの売買が可能になる。これは考えているよりもずっとずっと画期的なことです。僕ももちろん口座開設します。
ぜひ続報を楽しみにしておいてほしいと思います。