ラズパイの紹介
$ cat /proc/device-tree/model Raspberry Pi 3 Model B Rev 1.2 $ $
ラズパイ 3 のモデル B です。
$ cat /etc/os-release PRETTY_NAME="Raspbian GNU/Linux 9 (stretch)" NAME="Raspbian GNU/Linux" VERSION_ID="9" VERSION="9 (stretch)" VERSION_CODENAME=stretch ID=raspbian ID_LIKE=debian HOME_URL="http://www.raspbian.org/" SUPPORT_URL="http://www.raspbian.org/RaspbianForums" BUG_REPORT_URL="http://www.raspbian.org/RaspbianBugs" $ uname -a Linux raspberrypi 4.19.66-v7+ #1253 SMP Thu Aug 15 11:49:46 BST 2019 armv7l GNU/Linux $
Raspbian のヴァージョンは 4.19 ですかね。
$ df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/root 15G 8.0G 6.0G 58% / devtmpfs 459M 0 459M 0% /dev tmpfs 464M 0 464M 0% /dev/shm tmpfs 464M 47M 417M 11% /run tmpfs 5.0M 4.0K 5.0M 1% /run/lock tmpfs 464M 0 464M 0% /sys/fs/cgroup /dev/mmcblk0p1 42M 23M 19M 55% /boot tmpfs 93M 0 93M 0% /run/user/109 tmpfs 93M 0 93M 0% /run/user/1001 $
ディスク容量は 16 GB です。NXT のブロックチェーンをすべてダウンロードしても大丈夫でした。ただダウンロードするのに 1 週間もかかりました。
用意するもの
- ラズパイ本体
- 液晶モニター (BenQ GL2480 24インチ
と似ているのを使いました)
- キーボード (エレコム キーボード Bluetooth TK-FBP100BK
と似ているのを使いました)
- マウス (Logicool ロジクール ワイヤレスマウス M235r レッド
を使いました)
NXT をラズパイにインストールする
過去に書いた記事 を参考にインストールしました。このときはラズパイではなく普通のパソコンを使っていました。
微妙な違いはあったかもしれませんが同様の手順でラズパイにインストールすることができました。
NXT フルノードの起動方法と停止方法
フルノードを稼働させる経験を重ねてきていくつかわかってきたことがあります。その 1 つが起動方法です。
$ cd $ cd NXT $ ./run.sh --daemon
今は以下のようにやっています。停止するときは、
$ ./stop.sh
を実行しています。
nxt.properties ファイルについて
以下のようにしています。
$ cd $ cd NXT/conf $ cat nxt.properties nxt.myPlatform=d2e6e7f2d1bc1c8084f9f00d3c80d9 nxt.allowedBotHosts=* nxt.apiServerHost=0.0.0.0 nxt.maxPrunableLifetime=-1 $
NXT をフォージング (forging) する場合は、
nxt.adminPassword=KanriPasuwaado
という定義もいれます (それと別途この管理パスワードの設定も行います) が、ラズパイではフォージングしないので書いていないです。
nxt.properties ファイルを変更したら、その変更を反映させるためにフルノードを再起動させます。
まとめ
ラズパイで NXT のフルノードを構築して稼働させることは十分に可能であることがわかりました。ただしさきほども触れましたがブロックチェーンのダウンロードに1週間もかかってしまいました。
このことから、もしラズパイでフルノードを立てるのであれば Ardor のフルノードにしたほうがよいかもしれません。NXT よりもブロックチェーンのサイズが小さいためです。